スマートデバイス向けリーダー型ネイティブアプリの開発を迅速化するクラウド型フレームワーク「CloudMedia for Publishers」を提供開始

2012年08月07日
メディアプローブ株式会社(東京都渋谷区:代表取締役 渡辺 泰)は、モバイル端末向けクラウド型コンテンツ配信フレームワーク「CloudMedia for Publishers(クラウドメディア フォー パブリッシャーズ)」を開発し、本日よりサービス提供を開始したことを発表いたします。

CloudMedia for Publishersは、iPhoneやiPadをはじめとしたスマートデバイス向けアプリケーションをはじめ、XML型コンテンツ配信サーバー、広告配信、ログ解析など必要なサービスをひとつに集約し、モバイルユーザーへのコンテンツ配信をめざすメディア企業へ「ワン・ストップ」で提供するものです。

本日、スタイル株式会社と共同でリリースした「WirelessWire News」アプリが当サービス利用第1号となります。

アプリ開発から運用、そして収益化に至る工程で必要な機能をあらかじめ用意してあり、これをサービス型契約で提供するため、メディア企業は、開発期間、初期開発コスト、運用コストを圧縮でき、アプリ事業参入のリスクを低く抑えることができます。

構成と特長

・UXに優れたネイティブアプリ

ユーザー体験(UX)を重視し操作性に優れたニュースリーダーアプリをメディア企業のブランドでご提供。iPadにも対応し見やすく優れたリーディング体験を提供します。ユーザーがアプリを通じて情報収集・発信活動を行えるよう、ソーシャル系サービスとの連携を強化しています。SNSでは、TwitterおよびFacebookへの投稿機能(Twitterはタイムライン表示も可能)。さらに、Evernoteに加えてブックマーク系サービスへの連携も追加しています。
(Android、Windows Phone携帯端末にも対応予定)

・配信と運用を効率化するXML型コンテンツ配信サーバー

さまざまな入力ソースに柔軟に対応し、アプリ用に最適化したXML形式のコンテンツデータを効率的に配信します。また、既存のPC向けWebページからスマートメディア向けコンテンツを抽出する機能を提供しており、追加のシステム投資が発生しません。
また、記事カテゴリの新設・変更も柔軟に対応できますし、コンテンツのキュレーション作業も簡単に行えます。

・実績ある各種運用管理サービスをサポート

アプリ内課金や会員制登録システム、広告配信、アクセス解析など、アプリを収益事業として遂行するのに必須な機能を、実績のあるクラウド型サービスと連携してサポートします。

・導入リスクの低い契約モデル

初期開発だけでなくアプリのバージョンアップや機能強化など外部委託開発では十分な対応ができにくい部分もメディアプローブが一括してサポートします。また、これらに掛かるコストは、アプリで得られた収益に応じて、メディアプローブが利用料の支払いを受ける「レベニューシェア型」のサービス契約でお支払いいただきます。

メディア企業のメリット

CloudMedia for Publishersは、メディア企業担当者が、アプリ部分、運用サーバー部分や運用面でそれぞれ開発事業者やサービスプロバイダーら選定し、開発や運営を管理しなければならなかった煩雑さを解決します。
また、進化の激しいモバイル技術を的確にキャッチアップした専用アプリを提供するため、モバイル最適化表示では得られない高いユーザー満足を実現します。

メディアプローブは、アプリケーションとクラウド型サーバーとサービスを連携する先進的なアーキテクチャを今後も発展させ、ユーザーとメディア企業が求める優れたモバイルメディア環境を広げてまいります。